3Dスキャン結果公開!うちの子の頭の歪みレベル(段階)は…?

こんにちは!さくやまです。

前回の記事では、「ヘルメット治療って何?」「どうやってクリニック選ぶ?」についてお話ししました。

今回は、意を決してクリニックへ受診した初回の診察内容についてご紹介します。

お子様の頭のかたちについて悩んでる方!
是非参考にしてくださいね~

目次

頭の歪み、いろいろあるらしい

予約日が2週間後と少し先になってしまいましたが、初回の診察は夫と一緒に行きたかったため、土日にクリニックへ。
この時点で我が娘、生後5か月。

受付を済ませたあと、受付の方から「順番待ちの間に、目を通しておいてくださいね~」と、「頭蓋矯正ヘルメット療法についてのご説明」という10ページほどの冊子をいただきました。

頭蓋矯正…なんだか仰々しい…!

内容は、ざっくりこんな感じ。

頭のゆがみは2パターンある

頭のゆがみの原因は、「病的頭蓋変形」「位置的頭蓋変形」があります。

  • 病的頭蓋変形  :生まれつきの病気が原因で頭のかたちが歪んでいること
  • 位置的頭蓋変形 :向き癖などの理由で頭のかたちが歪んでいること

つまり、ゆがみの原因が「生まれつきの病気」なのか「後天的な理由によるもの」なのか、ということです。

そして、ヘルメット治療の対象となるのは「位置的頭蓋変形」の場合のみです。
そのため、初回診察では「病的頭蓋変形かどうか」の鑑別診を行います。

先天的な病気によって頭の歪みが生じている場合、そもそもヘルメット治療でどうにかできるものではないので、まずは治療対象かどうかを診察してくれます!

ちなみに「病的頭蓋変形」とは、具体的には「頭蓋骨縫合早期癒合症」という病名らしいです。
こちらのページ(アイメットHP)で詳しく解説してくれているので、気になる人は見てみてね。

ゆがみレベルは、4段階に分けられる。

「位置的頭蓋変形」におけるゆがみレベルは、次の4段階に分けられます。

・レベル1(軽度)
・レベル2(中程度)
・レベル3(重度)
・レベル4(超重度)

そして、クリニックとして治療を推奨されるのは、レベル3以上

これを見て夫。

夫

3Dスキャンの結果がレベル3以上だったら、治療することにしよう。
レベル2以下だったら、成長の過程で治るかもしれないし、見守ることにしない?

そうだね…
数値で出してもらえると、判断するのに迷わないもんね。

そう心の中で割り切ることができました。
レントゲン撮影、緊張するなぁ…!

いざ!初回レントゲン撮影

名前を呼ばれたので、娘を抱えレントゲン室へ。

まずはレントゲン撮影

まずは「病的頭蓋変形」ではないかを診断するためのレントゲン撮影を行います

レントゲンの放射線防護エプロンを着用する娘っち。
そのまま、屋根が付いたベビーベットのような形をしたレントゲン室に入れられます。

レントゲンを撮影するので、もちろん中は暗いです。
一応中におもちゃなどを置いてくれていますが、ギャン泣きしちゃう子もいるとか。

変な重いエプロン着せられて暗いお部屋に入れられたら、そりゃ怖いよね…
がんばれ娘…!!!

お次は3Dスキャン撮影

レントゲン撮影の次は、3Dスキャン撮影
この撮影結果が、頭の歪みレベル(4段階)を判断する材料になります。

こーんなカラフルなお帽子を被って撮影です。

なんだかリオのカーニバルっぽくって陽気じゃない…!
可愛い…!!!

回転イスみたいなのにバンボ椅子が取り付けられていて、赤ちゃんはそこに座ります。

スタッフの皆さんも赤ちゃんの扱いに慣れているので、ちゃんと正面向いてくれなかったりグズったりしたらあやしてくれます。

娘お気に入りのおもちゃを持っていったので、それであやしたよ~

何枚か撮影し、スタッフさんからOKが出たら撮影終了です。
医師の先生に呼ばれるまで、しばし待ちます。

待合室にはおもちゃや絵本が用意されており、赤ちゃんが自由に遊べるベビースペースもあります。もちろん、授乳室&おむつ替えスペースも完備!

さすが、赤ちゃん専門クリニック…!

どきどき、診察の結果

名前が呼ばれ、いざ診察室へ。
我が娘の3Dスキャン写真がモニターに映し出されています。

ドキドキ…

あの…結果はどうでしょうか…?

先生
先生

病気が原因の歪みではなかったので、そこは安心してくださいね。

歪みのレベルは「3」でした。

レベル3…!?

これは、手渡された冊子に書いてあった「重度」というやつ…!

実際にクリニックからもらった3Dスキャンの結果がこちらです。

左上の図、矢印(↓)の部分が右後頭部にあたるのですが、そこが凹んでいて、左後頭部が膨らんでいます。
後頭部の左右対称率は82.7%で、レベル3(重度)とのこと。

それに加え、さらに衝撃なことが。

頭を上から見た図と、下から見た図。

青いラインに注目していただきたいのですが、なんと頭の歪みのせいで左右の耳の位置までずれてしまっていたんです。

先生
先生

ここまでの歪みとなると、日常生活で自然治癒していくことは考えにくくなってきます。

成長するにつれ髪も生えるため、目立たなくなることはあっても、ゆがみが治ることはありません。

「もしかしたら自分が気にしすぎなだけで、実は歪みレベルも大したことないかも…」と内心思っていた私。いざ数値となって結果を突き付けられると、かなりのショックがありました。

ここで、私がずっと気になっていたことを先生へ質問。

あの…この子を出産するとき、吸引分娩だったんです…
それが原因のひとつなんでしょうか…?

分娩時、いきむ力が弱くなってしまい、最終的に医師の判断で吸引分娩を実施しました。
もしかしたらそれが原因で頭が歪んでしまったんじゃないかと、ずっと気になっていました。
「私がもっとちゃんといきめていれば…」と内心自分を責めていたんです。

これに対する医師の回答は、以下の通りでした。

先生
先生

いえ、吸引分娩が原因ではありませんよ。
吸引分娩で変形した頭は、数日で元に戻ります。

そうなんだ…!
先生の答えを聞いて、ひとつ心の重荷が下りたようでした。

先生
先生

まだ生後5か月ですし、大泉門(頭の骨のすきま)も閉じていません。
今から治療すればかなり改善することが期待できます。

もともと「レベル3(重度)以上だったら治療をしよう」と夫と決めていたので、

ヘルメット治療、します!

と、その場で治療開始を決断しました。

ヘルメットを作るのにも時間が掛かる!

ゆがみレベルが3(重度)だなんて…!

今からでもすぐにヘルメット着けたい…!!!

と、そわそわする私。
しかし、すぐに治療を始められるわけではありません。

実際の治療開始までのステップは以下の通り。

  • 同意書の提出
  • 代金のお支払い
  • ヘルメットをオーダーで作成
  • ヘルメット受取

代金をお支払いしてからヘルメット製作が着手されるのですが、なんせ完全オーダーメイド。
発注から完成までに3週間から1か月程度かかります。
その後、再度クリニックを訪れヘルメットを受け取るという流れです。

前回の記事でもお伝えした通り、ちょっとでも頭の歪みに悩んでいる人はすぐにでもクリニック受診してほしい…!意外と時間かかるよ…!

次の記事では、ヘルメット完成から着用1か月目の記録についてお伝えします!

お楽しみに!

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