こんにちは!さくやまです。
頭に歪みがあった我が愛娘。ヘルメット治療をする決心をしました。
いざヘルメット治療開始したものの、治療開始から予想外の試練が…
ヘルメット治療したいけど、ヘルメットを着用する生活って実際どんな感じ?
と気になってる方。是非ご参考ください!
ようやくヘルメット完成!
待ちに待った矯正用ヘルメット。
お支払い完了から約1か月後、ようやく届きました!
ヘルメットは赤ちゃんごとに完全オーダーメイドで作られています。
内側はウレタンスポンジになっていて、1か月に1回の通院時に病院の技師の方に張り替えてもらいます。
前の記事でもお話しした通り、ヘルメットにはアイメットを選択しました。
待ち受けていた試練たち…
「少しでも長く着用していた方が、矯正効果が高い」とのことなので、さっそく娘に着用させました。
しかし、
な、なかなかうまくいかない…!
私がぶち当たった試練たちはこんな感じ。
なかなか着けさせてくれない
赤ちゃんって、顔回り触られるの、めっちゃ嫌がりませんか…?
うちの娘は、めっちゃ嫌がります(笑)
離乳食後に口周りを拭いたり、お風呂の後にお顔にクリーム塗ろうとすると、全力で嫌がります。
そんな娘が、常時頭にヘルメットを装着するなど、許すはずがありません。
ヘルメットを着用させようとすると、全力で首振る。
イヤイヤと暴れる。
そして泣く…!!!
「ヘルメット着用が娘のためなのだ…!」と心を鬼にして被せますが、被せるたびに泣き叫ぶ娘。
胸が痛む…ごめんよ娘…
自分でヘルメット脱いじゃう
月齢半年も過ぎると、ひとり座りもできるようになり、腕もある程度力がついてきます。
そのため、ヘルメットなど自分で脱いでしまうのです。
もうそんなことできるようになったのね娘…!!!
日中は自分で脱いだらすぐ被せるようにしていたのですが、問題は夜間。
私たち親も寝ているので、寝ているあいだに脱がれると対策のしようがありません。
ちなみにヘルメット矯正は、寝ているあいだに着用するのが最も効果が高いらしいです。
頭が地面に接着しているからですね。
お医者様からも、お昼寝と夜の就寝時は必ず着用するように言われていました
だから、とにかく夜は着けていてほしかったんですが、自分で脱ぐ…
最初の頃は、夜間にちょこちょこ起きてヘルメットを確認し、外れてたらまた着ける。ずれてたら直す。を繰り返していました。
ただ、夜寝ているあいだにヘルメット直すと、起きちゃうんですよね…
寝苦しいよね我が娘、ごめん…
これまた胸が苦しくなる作業です。
めっちゃ汗かく
娘がヘルメットを着用しはじめたのは6月。
ちょうどこれから暑くなり始める時期でした。
1時間も装着していると、頭全体が汗でびしょびしょに…!
あせもの心配があるので、定期的に汗を拭いてあげて、また装着する。を繰り返していました。
アイメットのヘルメットの内側は、ウレタンスポンジになっています。
このウレタンは水濡れNG。そのため、洗ったり、濡れた布などで拭いたりができません。
汗をかいた場合は陰干しして乾かす必要があります。
きちんと陰干しして衛生的に使いたいけど、少しでも着用時間は持ちたいし、どうしよう…
この対策としては、ヘルメットの内側に布を貼ることで対処!
市販のガーゼだと汗ですぐボロボロになってしまったので、ユニクロのもう着なくなったエアズムインナーを小さく切って、テープでヘルメットに貼ることにしました。
これなら内側もサラッとして、良い感じ!!!
セロハンテープだとヘルメットに剥がし跡がついてしまうので、我が家では包帯用の紙テープで貼り付けていました。これならすぐ剥がせるし、後も残らないしおすすめ!
張り替えるタイミングとしては、朝晩の2回です。
ただでさえ朝は、お着替えにおむつ替えにミルクにと、毎日バタバタ…
それに加えガーゼの張り替えはなかなか大変でしたが、おかげで矯正中ずっとあせもにならずに済みました。
抱っこ紐で抱っこしづらい
生後半年前後の赤ちゃん。
首も座ってきて、ママにとっても赤ちゃんとのお散歩が楽しくなる時期です。
しかし、ヘルメットをした状態で抱っこ紐で抱っこすると、すごく抱っこしにくい…!!!
ヘルメットの外側は固いので、胸のあたりにヘルメットがあたり、すごく痛いんです…
特に授乳中は胸が張るので、当たるとすごく痛い…!!!
かといって、ヘルメットを外して矯正効果が落ちるのは避けたいし…
そう思い、ヘルメット矯正中はベビーカーで行ける場所に限ってお散歩していました。
正直、スロープやエレベーター等がないお店へ買い物へ行く時には抱っこ紐の方が便利なのですが、これが長く続くわけではないし…と割り切って生活していました。
着用時間の確保が難しい
赤ちゃんのヘルメット治療では、原則入浴以外の時間は全て、1日23時間着用することが求められています。(参考:アイメットHP)
23時間…ひえーーーーーーー!!!
クリニックの先生からも「入浴時以外はずっと着用しているのが望ましい」と言われていました。
しかし、実際生活してみると、意外とヘルメットを外して生活している時間が多くなってしまっていることに気が付きました。
- 入浴時
- 朝晩のお着替え時
- 朝晩のガーゼ張り替え時
- 夜間に赤ちゃんがヘルメットを外してしまう時
- おむつ替え時
(ゴロゴロしてヘルメットがずれてしまうので、おむつ替えの都度ヘルメットを外していました)
とても23時間着用できている感じがしない…!!!
月齢が小さいうちじゃないと大きな効果は出ない。だから今被せないといけない。
矯正にはそれなりの費用も掛かっている。
それなのに、全然着用できていない…
今日も23時間着用できなかった…どうしよう…
はじめのうちは、ちゃんと着用できなかった事に対する焦りが募るばかりでした。
とはいえ、どうしてもヘルメットを外さなければいけない時・外れてしまう時はあることは仕方ないです。診察の際にクリニックの先生に相談した際も、
「保護者の方と赤ちゃんが無理のない範囲で極力着用する」という形でOKですよ!
と言っていただきました。
先生の言葉で、肩の荷がスッと軽くなりました…!
それから、できる限り着用時間を確保できるように、かといってあまり神経質にならないように気を付けて過ごすことを心がけました。
一番大変なのは、最初の1か月
あんなこんなで、様々な試練と闘いながらあっという間に過ぎた、ヘルメット矯正1か月目の生活。
最初は試行錯誤の日々でしたが、次第に私も赤ちゃんもヘルメット生活に慣れていきました。
今思い返すと一番大変だったのは、最初の1か月だったように思います。
何ごとも慣れない生活は大変だよね。
これからヘルメット治療する人も、慣れたらこっちのものだよ!
次の記事では「1か月着用した結果、歪みは直ったのか?」についてお伝えします!