こんにちは!さくやまです。
私たち夫婦は、2017年にバリで海外挙式を挙げました!
親族や友人などの参列者が15名となかなかの大所帯になったこともあり、悩んだのが費用負担。
「誰が」「何を」「いつまでに」「どこまで負担するのか」をしっかり明確にしておかないと、後々になってからトラブルに発展しかねません。
そこで今回は、さくやま夫婦の海外挙式のお金事情についてご紹介したいと思います。
- 挙式代、どこまで両家に負担してもらった?
- 衣装代は?旅費は?
- 参列してくれる友人たちの旅費はどうした?
- 費用負担を決めるときに、何に注意すれば良い?
これから海外挙式を検討している方、是非参考にしてくださいね!
他にも、海外ウエディング関連でいくつかの記事を書いています。
もし良かったら覗いてみてね!
海外挙式の費用負担 私たちはこうしました!
挙式費用
挙式代は、夫婦で貯金を出し合って支払いました!
私たちの場合、ヴィラを貸し切りそこに滞在しながら挙式を挙げるという「滞在型ウエディング」のスタイルだったため、「挙式代」には挙式代とその前後の滞在費が含まれます。
- 挙式費用
- レセプションパーティ費用(食事×参加人数)
- 各種オプション費用(カメラマン、ドローン撮影、装飾など)
- 滞在費(3泊4日のヴィラ貸し切り費用) …等
手配会社にもよりますが、私たちが依頼したエージェントでは出発日の1か月前までに全額支払いだったため、夫婦で貯金を出し合って支払いました。
しかし、最初の支払いは先に夫婦で出し合ったものの、あとから両家の両親から結婚祝いをいただいたため、結果的には挙式代の7~8割を両家に負担してもらったことになりました。
※このあたりの注意事項は後述します。
自分たちと親族の旅費
旅費に関しては、基本的に各々で負担してもらいました!
ここでいう旅費には、主に
- 航空券代
- ヴィラ以外でのホテルでの滞在費
が含まれます。
私たち夫婦の分は夫婦で、両親の分は両親で、というかたちです。
ただし、夫の妹さん家族の分については、2人(2歳&0歳)の子連れだったということもあり金銭的な負担が大きくなってしまうため、旅費の一部を夫が出すことにしました。
また、挙式をした時期が8月のお盆の時期とハイシーズンだったこともあり、航空券がかなり高い時期になってしまったというのも理由のひとつです。
参列者に小さい子供連れがいる場合や、挙式時期がハイシーズンに重なる場合は、気遣ってあげると親切かも!
衣装代
衣装代は、私の母に出してもらいました!
私たちの場合、
- 海外挙式当日
- ウエディングフォト撮影
- 帰国後の国内パーティ
と3回衣装を着用する予定だったため、レンタルではなくオーダーメイドのドレス・タキシードを購入することにしました。
ドレス選びには母も付いてきてくれ、一緒に選んでその場で支払いをしてくれました。
「娘に着せる最後の衣装だから…」という母の言葉に甘えた形です。ありがたい…!
海外挙式に思いを馳せながら、母と一緒にドレスを選べたのは良い思い出!
参列する友人たちの旅費
友人たちの旅費は、お車代として一部私たちが負担するかたちにしました!
そもそも、ゲストの旅費は新郎新婦が負担すべきなのでしょうか?
実際、「ゲストの旅費は負担しなかった」というカップルは、全体の57.2%もいるそうです。(参考:ゼクシィ「海外挙式っていくらかかるの?気になる費用の相場」)
私たちの場合は、このように考えました。
- 挙式の時期が8月のハイシーズン
- ゲストの友人たちが20代のため、そこまで金銭的な負担をかけるのは申し訳ない
- とはいえ、旅費全額負担するのはちょっと厳しい…
これらの条件・思いを整理し、旅費の一部の金額をお車代として友人たちに渡すことに決めました。
金額は、ひとり7万円にしました!
5万円じゃちょっと少ない気がするし、9万円は負担が大きくなり過ぎちゃうということで…!
海外挙式におけるお金事情、注意したいポイント
実際に海外挙式をやってみて、「これには気を付けておいた方が良い!」と感じた点が4つご紹介します。
① 結婚資金には余裕を持っておく
基本中の基本中ですが…!
私たちの場合、最終的に挙式代の7~8割を両家の親族に負担してもらったことになったのですが、当初は2人の貯金だけで挙式費用を負担するつもりでいました。
そのため、挙式費用の一括支払いなども夫婦の貯金から支払いをしたのですが、
もし両家からの援助ありきで結婚資金を貯められていなかったら、費用の支払いができなかったかも…!
また、ウエディングプランを考えるうちに、
ブーケをアップグレードしたい…!
装飾をもっと豪華にしたい…!
フォトツアーを追加したい…!
など、要望はどんどんどんどん膨らんでいきます。それはもう、恐ろしいほどに…
人生で一度きりのウエディング。
2人の理想を実現させるためにも、結婚資金は余裕ある残したことは無い!
きちんと計画的に確保しておくようにしましょう。
② 親族に費用負担してもらう場合、お祝いをいただくタイミングを事前に確認しておく
たとえ相手が親だとしても、「いつお祝いもらえる?」と聞くのはちょっと図々しくない…?
と思うかもしれませんが、ブライダル会社へ支払う申込金、挙式費用の残金の支払い、衣装代の支払い…などなど、まとまったお金を支払うタイミングがいくつかあります。それに加え、海外挙式の場合は航空券の支払いもあるため、国内でやるよりもまとまったお金を支払うタイミングが多いのです。
そのため、お祝いでいただいたお金をどの資金に充てるのかを計画しておくことは、資金繰りの上でとても重要になってきます。もし親族に費用負担してもらう場合は、どのタイミングでお祝いを受け取るのかをきちんと明確化しておきましょう。
③ 友人を招待する場合、お車代の有無は必ず事前に伝える
友人を海外挙式へ招待する際、「お車代の有無」は必ずゲストに事前に伝えておくようにしましょう。
前述した通り、私たちはゲストの友人たちの旅費を「お車代」として一部負担するかたちを取りましたが、中には「ゲストの旅費は負担しない」という方もいると思います。
お金の事は後になってトラブルになりやすいです。
新郎新婦もゲストも双方が気持ちよくウエディングを終えるためにも、招待するゲストにはお車代の有無を事前に伝えたうえで参加可否を判断してもらうようにしましょう。
「お車代もらえると思ってた!」と後になってゲストから言われるのは、こちらとしても辛いよね…
④ 新郎新婦の間での費用負担を明確化しておく
これ!!!
意外と盲点の人、多いのでは…?
これまで親族や友人との間における費用負担での注意ポイントについてお話ししてきましたが、結局これが一番重要です。新郎新婦間での費用負担。
彼がほとんど出してくれると思ってたのに、意外と私が負担しなければいけない金額が大きかった…!
想像以上にパートナーが貯金していなくて、後から自分の負担額が増えた…!
オプション代が思ったよりかさんでしまった…
この追加費用は、どっちが支払うの?
などなど、結婚準備における新郎新婦間でのお金のトラブルはけっこう多いものです。
せっかくのウエディング。お金の事でパートナーとの関係が険悪になってしまうのは、絶対に避けたいです。そのためにも、このあたりは事前に新郎新婦間で明確にしておくことをおすすめします。
- それぞれの結婚資金に充てられる貯金額は?
- まとまったお金の支払い方は?
例:いったん新郎が一括で支払っておいて、あとから新婦が新郎に払う …等 - 費用負担の割合は?
例:割合を決める、費目で分ける、全額どちらかが負担する …等
なかなか話しにくい内容かもしれませんが、これから夫婦になるパートナーです。しっかりと向き合って、早い段階で整理しておくことのがおすすめです。
「お金事情」は必ず事前に明確化しよう!
憧れの海外ウエディング。
できるならお金の事なんて考えずに、楽しいことだけ考えていたい…!!!
と思う方もいるかもしれませんが(私がそうでした笑)、お金の事は事前に整理しておかないと後々になってトラブルの原因になりかねません。
ゲストである親族やご友人、そして何よりも大切なパートナーとのトラブルを避けるためにも、話しにくいことこそ事前に整理して、素敵なウエディングを実現しましょうね。
海外挙式を検討している方の、少しでもお役に立てば嬉しいです!